当院の特色

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当院では以下のことを念頭に置き、日々の診療を行っております。

医療の情報公開


当院では、医療の透明化や飼い主さんへの情報提供を積極的に推進しています。
医療費の診療明細書、お薬の説明書、当院オリジナルの健康手帳をお渡ししております。

診療明細書
明細書には、行われた検査や処置、注射、投薬、入院、手術などに関する費用が具体的に記載されております。
お薬の説明書
処方されたお薬の名前、写真、用法・用量、お薬の働き、お薬の副作用、使用する際の注意事項等が書かれています。
健康手帳
当院オリジナルの手帳には、血液検査の結果、診療記録、予防接種の記録等を記入して、お渡ししています。この手帳を使うことによる利点は、飼い主さんと治療経過を共有できること、また事故や急病など、緊急で他の動物病院を受診する際に、診察する獣医師が手帳から病状やこれまでの診療状況を把握することができ、迅速で適切な対応が可能になります。

インフォームドコンセント

獣医師が病状と治療について説明し、飼い主さんに理解していただき、同意を得ることで、納得していただける獣医療を提供することを目指しています。
病気に対する検査の方法、治療方法をできるだけ多く提示すると同時に、その治療における成功率、副作用、費用、考えられる予後まで飼い主さんにお伝えし、一緒に最善の方法を考え、決定します。

根拠に基づいた医療(EBM)

EBMとは、医療において科学的根拠に基づいて診療方法を選択することです。
当院では、経験や習慣だけで治療するのではなく、論文・データなど、科学的に適切で効果がある治療法かどうかを検討し、飼い主さんの意向を考えながら、治療を提供します。

高度医療

当院では、大学病院と連携し、専門性の高い病気については、飼い主さんと相談のうえで紹介依頼しています。また週に1回、東京大学付属動物医療センターの講師が診察を行っています。常に最新の治療や知識にも触れ、より良い医療を提供できるよう心がけております。

セカンドオピニオン外来

セカンドオピニオンとは「飼い主さんが現在治療されている病院での診断や治療方針について、他の病院の獣医師に意見を聞く」ということです。
当院のセカンド オピニオンは飼い主さんが病気を理解して、治療を選択し、納得した治療を受けて頂くための手助けを目的としております。
現在、他の病院で診療を受けておられる方で、診断内容や治療法について他の獣医師の意見をお求めになりたい方は、当院の意見・判断を提供いたします。お電話でご予約のうえ、今までの検査結果をお持ちになりご来院ください。

研修病院・職場訪問

当院は、獣医療を学ぶ学生の研修病院を兼ねております。
明日の獣医療をになう人材を育成するため、研修病院として、動物看護学生・獣医学生・獣医療従事者の教育実習を行っております。
学生が診察や検査を見学させていただいたり、獣医師、動物看護師の指導・監督下で検査をさせていただく場合がございます。ご理解の上、ご了承くださいますようにお願い申し上げます。
また総合学習などによる職場訪問を受け入れています。詳しくはこちらへ