マイクロチップ・しつけ教室・献血のお願い

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当院では、マイクロチップの装着をおすすめしています。

マイクロチップとは?


マイクロチップ

インジェクター

当院では農林水産省で承認を受けたISO規格のマイクロチップを使用しています。

マイクロチップは、直径2mm、全長11mmの円筒形をしており、特殊な注射器(インジェクター)を用いて動物の皮膚の下(通常は背中)に埋め込みます。生物学的適応ガラスで覆われているため、動物の体に害を与えることはありません。専用の読み取り機を使用することで、体外からマイクロチップの情報を読み取ることができます。

マイクロチップのメリットは?


マイクロチップリーダー
メリット1 身元の証明
迷子や災害時、不慮の事故に見舞われた場合など、保護された際に身元がすぐ確認でき、飼い主さんのもとに帰ってくる確率が高まります。
メリット2 ペットのパスポート
海外渡航時における検疫がスムーズになり、短い時間で出入国ができるようになります。

マイクロチップの挿入の時期は?

子犬・子猫も生後1ヶ月齢以降、マイクロチップの装着が可能です。当院では、生後3〜4ヶ月齢以降(ワクチン接種後)をお奨めしています。

登録の手順

(1) 病院にてマイクロチップを挿入。
(2) 当院からAIPO(動物IDデータ登録受付機関)に登録用紙を送付。
(3) 1ヶ月ほどで登録が完了。

ご希望の方はお電話にてご予約ください。

海外にワンちゃん、ネコちゃんを連れて行く方へ

外国へワンちゃん又はネコちゃんを連れていくときは、日本を出るための条件と相手の国に入るための条件をクリアする必要があります。
当院では、入国条件で求められている健康診断書を作成しております。

必要書類について事前にお調べいただいてからご来院ください。
作成には1〜2週間程度かかりますので、渡航関連書類はお早めにご用意ください。

日本を出国するための条件
日本を出国するためには、動物検疫所において出国前に狂犬病についての検査及び輸出検疫証明書の交付を受けなければなりませんので、事前に動物検疫所に直接ご確認ください。
相手の国に入国するための条件
事前許可など、相手国に入国するための条件が決められていることがあります。入国条件は、日本にある相手国大使館に直接ご確認ください。
日本から海外に出国して短期間で再入国する場合
日本出発前にマイクロチップによる個体識別、複数回の狂犬病予防注射、採血及び狂犬病に対する抗体価の確認を行うことにより、海外において180日間の輸出待機をする必要なく、日本帰国時の係留期間が12時間以内となります。
狂犬病抗体価測定とマイクロチップ装着の流れ
(1) マイクロチップの装着
個体識別のできるチップを背中に注射します。
(2) 狂犬病予防注射の接種(1回目)
(1) と同じ日でも可能ですがマイクロチップの装着を先に行なわなければいけません。
(3) 狂犬病予防注射の接種(2回目)
前回、注射をした日を含めて30日以上1年以内に行います。
(4) 抗体価測定
(3) より1〜2週間後の予約日に当院にて採血後、抗体検査センターに送付します。
採血の予約日までに行う事
【検査代お振込み】
採血当日までに検査代を検査センターにお振込下さい。
(振込み先は当院よりお伝え致します。)
※お振込の領収書がないと抗体検査を行ってもらえません。
検査当日にコピーを必ずご持参下さい。
(5) 抗体価検査結果
2週間ほどで抗体価検査の結果がご自宅に送られます。
抗体価が基準値を超えていれば合格です。

生後90日以下の子イヌや子ネコに注射した場合、不合格になることもあります。
また抗体価が基準値より低い場合、(3)の注射日から30日以上1年以内にもう一度注射をします。さらに1ヶ月後に抗体検査となります。

しつけ相談

当院では、病気治療だけでなく、しつけについての相談も行っております。お気軽にお問い合わせ下さい。

しつけについて

あなたの愛犬は大丈夫ですか?

  • よく吠える。
  • よく飛びついて来る。
  • 食事の時、飼い主がそばで見ていると威嚇する。
  • 飼い主の手をジャレて噛む。
  • 呼んでも来ない。
  • 散歩の時、飼い主をひっぱって歩く。
  • 散歩の途中で止まって動かない。
  • 散歩で他の犬とすれ違う時、吠えたり、攻撃行動をする。

生後3〜6ヶ月の頃が一番大事な時期です。その時期を過ぎたワンちゃんも、今からでも遅くありません。ワンちゃんのことを理解し、正しい接し方でワンちゃんと仲良く生活して行きましょう。

献血のお願い

献血にご協力いただけるワンちゃん、ネコちゃんを募集しております。

献血の登録にあたって

献血を必要としているワンちゃん、ネコちゃんが大勢います。
ペットの健康に対する意識の高まりや、獣医療の高度化に伴って、犬猫の診療においても輸血を行う機会が年々増えてきています。
献血は安全です。
採血により病気がうつることはありません。
採血に使用する器具等は全て滅菌された新品のもので、一度しか使用しません。

献血登録の条件

  • 健康で若い子。
  • 予防接種を受けていること。(犬の場合は、フィラリア予防もしていること。)
  • これまでに輸血を受けたことがないこと。
  • 現在、妊娠していないこと。
  • おとなしく採血させてくれる子。

採血までの手順

(1) 採血前の検査を行ないます。
1 血液検査(フルスクリーニング)で血液をあげる子の健康状態をチェックさせて頂きます。
2 クロスマッチ(血液をあげる子と、もらう子の血液が合うかどうかの検査)を行ないます。
※ 1,2は3ml位の採血で採血時間は5分程です。結果が出るのに2〜3時間程かかります。
(2) クロスマッチで適合した場合、輸血用の採血を行ないます。
 基本は体重1kgあたり10ml程、採血させて頂きます。
 採血時間は10〜15分程です。

以上の処置を行なうのに半日預かりをさせて頂きます。
(処置と処置との間に一時帰宅をご希望の場合はお申し出下さい。)

特典

ご協力いただいたワンちゃん、ネコちゃんには感謝の気持ちといたしまして特典をご用意しております。

  • 献血登録にご協力いただいた場合:ペットグッズ
  • 実際に献血にご協力いただいた場合:採血時の血液検査無料、高栄養のフード、鉄剤。